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和菓子と洋菓子の違いについて
和菓子と言えば、まんじゅうや羊かん、せんべいなど、洋菓子と言えば、ケーキやクッキー、ドーナツなどを思い浮かべる人は多いでしょう。これらは簡単に和菓子と洋菓子に分けることができますが、生クリーム入りの大福や、あんこを挟んだスポンジケーキなど、和と洋の特徴を持つ菓子は、和菓子と洋菓子のどちらに分類されるのか分かりにくいもの。そこで今回は、和菓子と洋菓子の違いについて、それぞれの定義も含めて解説します。
そもそも和菓子と洋菓子とは?
和菓子と洋菓子の違いを説明する前に、そもそも和菓子と洋菓子とはどのような菓子を指すのか見てみましょう。
和菓子とは
和菓子とは、「和」という漢字が入っていることからも分かるように、日本の伝統的な菓子のことです。和菓子の起源は古く、弥生時代までさかのぼります。とはいえ、当時からあんこのように甘いものがあったわけではありません。当時は果物や木の実などの間食を菓子と呼んでいました。この果物の果が「菓」に、木の実=種子から「子」をとり、「菓子」という言葉が生まれたと言われています。
江戸時代までに日本に入ってきたものは和菓子
和菓子は日本の伝統的な菓子ではありますが、全てが日本生まれというわけではありません。例えば、カステラや金平糖などは元々はポルトガルのお菓子です。外国が原産の菓子でも、江戸時代までに日本に入ってきて、日本で独自の進化を遂げたものは、和菓子として区別されます。
洋菓子とは
洋菓子とは、西洋を起源とした菓子の総称です。洋菓子の起源も非常に古く、古代エジプトでは紀元前10世紀ころにはパン生地にレーズンや蜂蜜が加えられた菓子パンのようなものが出現しています。さらに古代ローマでは、プディングの原型であるトリヨンという菓子や、クッキーのようなものも作られていたと言われています。
和菓子と洋菓子の違い
和菓子と洋菓子を分けるポイントは「原材料」、「作り方」、「見た目」の3つです。
原材料
和菓子と洋菓子の大きな違いは原材料です。和菓子は米や麦、豆類、デンプンといった植物性の材料が多く使われますが、洋菓子は、卵、牛乳、バター、小麦粉などの動物性の材料を主に使用します。また、水分量にも違いがあります。和菓子は水を使うことが多く、種類にもよりますが、大抵は全体の60%以上が水分です。その点洋菓子は水はほとんど使わず、代わりにバターやクリームなどの油脂を多く使用します。
作り方
和菓子と洋菓子は作り方にも大きな差があります。和菓子は煮る、練る、蒸すなど、工程のほとんどが手作業です。比べて洋菓子は、手作業で行う部分はあるものの、ミキサーやオープンなど、家電や調理器具を多く使います。
見た目
四季を大きく意識して作られる和菓子は、季節の花や風景をモチーフとすることが多いです。また、サイズは基本的に小さく、手に乗る程度のものがほとんどです。その点、洋菓子は華やかなデコレーションが多く、例えば同じケーキでも、カップサイズから巨大なパーティサイズまで、サイズには豊富なバリエーションがあります。
和菓子と洋菓子の違いは「原材料」「作り方」「見た目」にある
和菓子と洋菓子の違いは、大きく「原材料」、「作り方」、「見た目」にあります。では、生クリーム入りの大福や、カスタードクリームを挟んだどら焼きなど、和菓子と洋菓子の特徴をあわせ持つ菓子はどちらに分類されるのか気になりますよね。実は、和菓子と洋菓子の両方の特徴を持つ菓子は、どちらにも分類されず、「和スイーツ」や「和洋菓子」と呼ばれており、新ジャンルとして確立しているのです。
今は、「和」、「洋」にこだわらず、両方の美味しい部分を合わせた菓子がどんどんと開発されています。これからどのような和スイーツが生まれるのか楽しみですね。
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